🌈七夕の夜に願いを込めて~短冊の色とその意味~
間もなく6月も終わり、来月7日は「七夕」ですね🎋
「七夕(たなばた)」は、桃の節句や端午の節句と同じように、中国から伝わった五節句の一つで、日本にその文化が入ってきた当時は「七夕(しちせき)」と言っていたそうです。
「たなばた」と読むようになった理由は、コチラをご覧ください➤https://is.gd/HPLVdV
七夕で笹に短冊を飾るようになったのは江戸時代。
当初、短冊に書くお願い事は機織りや手芸、書道が上達しますようにというものでした。
現在では、折り紙を細長く切ったものを短冊にし、願い事を書くスタイルに変わりました。
七夕に願い事を書く短冊は、正式には、「青、赤、黄、白、黒」の「陰陽五行説」の五色。
現在では、緑を青と呼んでいた事もあり〈青〉→〈緑〉、黒は祝い事に不向きなので高貴な紫に〈黒〉→〈紫〉となりました。
そして「陰陽五行説」は人間が真面目に生きて行く意味である五徳を5つの色に対応させ「仁・礼・信・義・智」をあてはめていました。
つまり短冊は一人当たり5色、お願いしたい内容にあわせた短冊の色に願い事を書くのが良いとされています。
青(緑)→木々の緑の象徴「仁」=「人間力」徳を積む・人間力を高める
赤→火(炎)の象徴「礼」=「感謝」「敬意」父母や祖先への感謝の気持ち
黄→土(大地)の象徴「信」=「信頼」「忠実」信頼、知人・友人を大切にする
白→金(大地に埋まる金属)の象徴「義」=「正義」義務や決まりを守る
黒(紫)→水(命を育む)の象徴、「智」=「判断力」「学力」学業の向上
このような5色の意味を知ったうえで過ごす七夕は、とても奥が深く感じられ、願いも叶うと思えますよね♪
あなたならどの色の短冊に願い事を書きますか?❤
参考サイト➤https://is.gd/uP7XaC
~enjoy colorful life~