いろコラム🌈紅葉の色変化とメカニズム

やっと秋を実感する気候になりましたね。
先週は、まだ夏日の日もありましたが、先週末から一気に秋がやってきました。
今年は秋があっという間に過ぎて一気に冬になりそうです。
一昨日は紅葉狩り🍁に岐阜県の恵那~長野の木曽福島の方へ行ってきましたが、来週以降位が見頃かなという印象でした。
長野の方が紅葉は少し早く色付いていましたよ。

     恵那峡

       木曽福島

今日は紅葉についてのお話です。

紅葉する条件は、最低気温が8℃以下になると紅葉が始まり、5℃以下になると葉の色が急速に変わっていきます。
今年の紅葉が遅いのは当然ですよね。
昼夜の気温の差が大きく、空気がきれいで適度に水分があるなどの条件が揃っていると、綺麗に色付いた葉が一斉に紅葉するようです。

一般的に、落葉広葉樹が赤や黄色などに色づくことを「紅葉」といいますが、
区別する場合は、赤色→紅葉(こうよう) 黄色→黄葉(こうよう・おうよう) 褐色→褐葉(かつよう)と言います。

そして以下の3つのステップの進み具合で紅葉の色は変化します。
1.クロロフィル=葉緑素(緑)の分解
2.カロテノイド(黄色)の分解
3.アントシアン(赤色)の合成

「紅葉(もみじ)」の語源は、ベニバナなどから染料を揉みだす「もみづ」。
染料が染み出すように、草木が色づいた様を「もみぢ」というようになり、楓の中でも特に目立って色を変えるものを「紅葉(もみじ)」と呼ぶようになりました。
「楓」の語源は、「蛙手(かえるで)」で、葉の形が蛙の手に似ていることから「かえるで」「かえで」と呼ばれるようになったそうです。

詳しくはコチラから
https://afun7.com/archives/923.html

ちょっとした豆知識で紅葉を更に楽しんでいただけたらと思います。

~enjoy colorful life~